元横綱・朝青龍の現在とは?モンゴル巨額資産と驚異の事業展開
朝 青龍 現在の姿を追うと、かつて土俵を熱狂と波乱に巻き込んだ平成の大横綱が、母国モンゴルで国家経済の一翼を担う超大物実業家へと劇的な進化を遂げている現実に息を呑む。土俵際で見せた鋭い眼光、電光石火の立ち合い、前人未到の年6場所完全制覇。第68代横綱・朝青龍明徳として角界の頂点を極めた怪童は、2010年の電撃引退を経て、いまやアジア有数のコングロマリットを率いるリーダーとして君臨している。
本名ドルゴルスレン・ダグワドルジとして故郷ウランバートルを拠点にする彼は、銀行経営から鉱山開発、不動産、大規模農業に至るまで事業を拡大。日本国内でも朝 青龍 現在の総資産規模や相撲界との関わり、そして規格外のライフスタイルに対する関心は衰える気配がない。激動の時代を突き進む元横綱の「今」を浮き彫りにする。
巨大財閥「Asa Group」総帥への道!驚異の総資産とビジネス帝国
土俵を去った男が次に挑んだのは、資本主義という名の荒野だった。ダグワドルジ氏が創業した「アサ・サーカス・グループ(Asa Group)」は、単なるタレント企業ではない。ウランバートルの中心部に位置するサーカス場をはじめ、商業複合施設、高級レジデンス、さらには国家基盤に関わるインフラ事業までを手がける巨大コングロマリットへと成長した。
彼のビジネスポートフォリオの中でも特筆すべきは、実業・投資の手腕だ。モンゴル国内有数の民間銀行「国民投資銀行(NIBank)」の経営権を握り、金融界でも確固たる地位を築いた。さらに広大な土地を活用したソバや小麦の大規模農業プロジェクト、地下資源開発など、着手するプロジェクトの規模はどれも国家級。推定総資産は数百億円とも囁かれ、モンゴル経済を牽引するトップアントレプレナーのひとりに数えられている。
故郷を支える慈善活動と社会投資!病院建設から次世代支援まで
豪快なビジネス展開の裏で、彼が情熱を注ぎ続けているのが母国への社会還元だ。「アサ・ファウンデーション」を通じて投じられる資金とエネルギーは並大抵ではない。小児科病院の設立支援や医療機器の寄贈、貧困層への食料配布など、社会的弱者を救済する活動を長年継続している。
教育やスポーツ振興への投資も惜しまない。モンゴルの有望な若者たちに向けた日本留学奨学金プログラムを立ち上げ、両国の架け橋となる次世代リーダーを育成。荒削りな言動がクローズアップされがちだった現役時代とは一線を画し、母国の未来を創る篤志家として国民から絶大なリスペクトを集めている。
大相撲と高砂部屋への想い!日本相撲協会との距離感と絆
日本相撲協会を去った経緯から、一時は角界との間に深い溝ができたと見られていた。しかし、彼の胸の内にある大相撲への情熱は一度たりとも消えていない。古巣である高砂部屋への愛着はもちろん、後進のモンゴル出身力士たちに対する眼差しは極めて温かい。
甥である豊昇龍の目覚ましい躍進には、誰よりも熱狂的なエールを送り続けている。本場所の土俵で繰り出される豪快な投げ技や鋭い立ち合いに、自身の現役時代の面影を重ねるファンも多い。公式な役職こそ持たないものの、海を越えたアドバイザーとして、また一人の相撲人として、大相撲の伝統と発展を陰ながら支えている。
メディアを揺るがす発信力!ABEMA特番からNetflix『サンクチュアリ』への影響
スポーツ・エンターテインメントの領域において、彼の存在感は今なお圧倒的だ。引退から数年後に放送されたABEMAの特別企画『朝青龍を押し出したら1000万円』では、ブランクを感じさせない圧倒的な膂力を見せつけ、日本中のネット空間を騒然とさせた。本物の怪物が放つ凄みは、画面越しでも色褪せることがない。
世界的な大ヒットを記録したNetflixの相撲ドラマ『サンクチュアリ -聖域-』が配信された際も、SNS上では主人公のモデルや作中の破天荒なエピソードに関して朝青龍の名が飛び交った。自身の公式X(旧Twitter)で見せる忖度のない率直なポストは、時に物議を醸しながらも、多くのフォロワーを惹きつけてやまない強力なメディアとなっている。
大統領特使としての外交手腕!政財界を動かす国際的ネットワーク
実業家としての顔に加え、国家のブレーンとしての側面も持つ。過去にはモンゴル大統領の特使として対日外交の一翼を担い、両国の経済連携協定や資源外交のパイプ役として奔走した実績を持つ。首相経験者や財界トップとも直接言葉を交わせる国際的なネットワークは、他のアスリート出身者には真似のできない唯一無二の武器だ。
モンゴルと日本をつなぐ架け橋として、ビジネスや文化交流の現場にダグワドルジ氏が介在する場面は今も少なくない。土俵の上で培った勝負勘と物怖じしない胆力は、冷徹な外交交渉のテーブルでも遺憾なく発揮されている。
プライベートの充実と次世代の育成!怪物が描く未来図
ウランバートル郊外に構える大邸宅で、雄大なモンゴルの大自然に囲まれながら暮らす日常。馬を愛し、草原を駆け、家族との時間を大切にする素顔は、かつて日本中を緊張させた孤高の横綱像とはまるで異なる穏やかさに満ちている。
だが、その瞳の奥に宿る野心の炎は消えていない。次代を担う若手起業家の育成、新たな国際投資ファンドの設立など、その視線は常に次のディケイドを見据えている。土俵を制覇した怪物は、今やグローバルな社会経済の荒波を乗りこなし、自らの伝説を軽々と更新し続けている。 (出典: 朝 青龍 現在(Yahoo!ニュース))